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板紙ってなんだろう?

板紙参考写真

私たちの生活に密着し、日常よく目にしながらもあまり知られていない「板紙」。実は段ボールの表や裏面に使用されている紙が板紙なのです。

様々な種類の紙がある中、日本の紙の生産量の実に約42%を板紙が占め、その中でも段ボールを作るための段ボール原紙は約80%を占めて
います。 (公益財団法人古紙再生促進センター 資料より)

約100年前に国内で初めて製造された段ボールは、戦後から高度成長期に緩衝保護包装材として流通革命を起こし、産業全般に亘って欠くことのできない存在となっています。

世界的に資源や環境の保護が叫ばれる中、大津板紙では大部分の原料を一度使用された段ボール箱や新聞・雑誌などの古紙でまかなっています。

90%以上の古紙が国内から集められ、残り数パーセントの原料についても、アメリカ西海岸から良質の古紙を輸入し、木材パルプのかわりに使用しています。

1日に使用する古紙の量は約700t。トラックの台数におきかえると大型車で約50台分に相当します。

大津板紙は一度使われた紙のリサイクルを通じて環境を守り、社会に貢献する企業であり続けたいと考えています。

板紙の製造工程

古紙の搬入
1. 古紙の搬入

普段の生活の中から発生した使用済みの段ボールや新聞、雑誌
そしてオフィスから出る機密書類までが板紙を製造する上での原料となります。
大津板紙では、1日約700tもの古紙を板紙へと再生処理を行っています。

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古紙の離解と異物除去
2. 古紙の離解と異物除去の工程

古紙を溶かしドロドロに離解します。
溶かされた古紙には重量、軽量、微量と様々な異物が存在します。
それらをハイドラパージシステム、サイクロン、ファイバーライザーなどの設備を駆使し除去します。

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濃縮・叩解(もみほぐし)
3.濃縮・叩解(もみほぐし)工程

離解と異物除去を終えた古紙は回転させたろ過ディスクを経由し、連続的に分離
脱水され薬品により濃縮されます。
また、レファイナーという装置で紙の繊維をほぐし繊維同士が絡みやすくし、紙に強度をもたせます。

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抄紙
4.抄紙工程

調整された原料を全長およそ100mの装置で紙に抄く作業を行います。
抄紙工程は5つのパートで構成されており、その作業の中で形成、脱水、乾燥などの工程を経て1枚の板紙が形成されます。

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巻き取り
5.巻き取り工程

抄紙工程が終了した板紙はポープリールで巻き取られ品質管理工程を経てお客様のご要望に応じた寸法に断裁して出荷します。
これらの作業は全てコンピューターで管理され、計量、採寸、ラベリングが施されます。

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石山物流センター
6.石山物流センター

巻取り作業を完了した板紙は、当社が保有する保管能力7,000tの石山物流
センターにて管理され、ここを拠点に合理的な物流システムを構築しています。