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聞いたことがない?
実は、あれもこれも板紙。
私たちの生活に密着し、日常よく目にしながらもあまり知られていない「板紙」。実は段ボールの表や裏面に使用されている紙が板紙なのです。様々な種類の紙がある中、日本の紙の生産量の実に約50%を板紙(段ボール原紙、紙器用板紙など)が占め、その中でも段ボールを作るための板紙は約80%を占めています。
板紙は段ボールの原料として、日常生活や産業全般を支えています。
古紙と水をまぜて、ドロドロに溶かします。
クリップやビニールテープなどはこの工程で取り除かれます。
離解と異物除去を終えた古紙を回転させたろ過ディスクに通すことで脱水し、濃縮していきます。
その後、紙の繊維をほぐして繊維同士を絡みやすくし、紙に強度をもたせます。
板紙の原料を網の上に均等に流し込みます。
網からは水分だけが抜けていくため、紙の繊維がシート状になります。
形成パートでは、この工程を4回繰り返します。
脱水パートではロールでプレスすることで水分を絞り出します。
蒸気の熱で紙の水分を蒸発させます。
紙の水分や厚みを自動で測定し、紙の表面を滑らかにします。
その後、紙に汚れがないかを確認します。
大きなロールに巻き上がった板紙を、発注どおりのサイズに断裁加工し、商品が完成します。
完成した商品をお客様へ届けます。
古紙の搬入
普段の生活の中から発生した使用済みの段ボールや新聞、雑誌
そしてオフィスから出る機密書類までが板紙を製造する上での原料となります。
大津板紙では、1日約700tもの古紙を板紙へと再生しています。